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May 15, 2019

「Bamboo Kamakura~鎌倉の森を残し伝える会」

第1回「竹の子を掘り、竹林と森の関係を考える会」の活動報告

鎌倉や都内からいらっしゃった方々と一緒に、鎌倉での森の再生ために、「Bamboo Kamakura~鎌倉の森を残し伝える会」として新たなイベントをスタートさせることができました。当所は、何人の参加をいただけるかと心配していたのですが、都内からも申し故意があるなど、最終的な参加人数は前半が28名! 受付数40名でしたので、 急きょ午後の部を設定して 12名の方が活動を致しました。

※この事業は、コスモス石油エコカード基金の会員の皆様からの助成により運営しています※

竹林が森の中に侵入している様子です。もこもこしているものが照葉樹の樹幹です

●Bamboo Kamakuraのあれこれ
鎌倉という地域を主に、環境教育を面白く子どもたちと展開する「地球の楽校」の大人である、長谷川さんが竹と「森の再生」がどのように関係しているのかのお話をしてくれました。

現在、日本の多くの地域で竹が繁殖し、元々あった森の他の木々が朽ちてしまっているという現状があります。その問題点は、孟宗竹が広がると「森の生物多様性の低下」につながるということ。また、温暖化への貢献を考えても照葉樹林の有効性が高いことなどを考えなければなりません。

その問題を、地域や竹に興味のある人々に伝えることが今後の「Bamboo Kamakura~鎌倉の森を残し伝える会」のミッションです。

今、鎌倉という地域から森の多様性を考え行動することは、地域から地球をCARE(世話する)運動を広げていくことなのかなとも思っています。(むしろ、人間がcareされてる地球をもっと気遣うという言葉を使った方が正しい?)

●第一回のイベント
当日は、グループをつくるところから始まったのですが、最初はみなさん緊張されていたようで、楽しくイベントが終えられるかなとも思っていましたが、竹の子掘りが始まると、森のあちこちから
笑い声や、「掘れた!」の声が。

イベントの最後には、当会ががなぜこの活動に関わるのかをお伝えすることもできました。

わたしたちが目指している多様な生物がいる森の再生は、一人だけでやるのでは気の遠くなるような道のりです。竹のことを少しでも身近に、そして、肩の力を抜いて楽しめる人のあつまる場をこれからも継続して作っていきます。



「Bamboo Kamakura~鎌倉の森を残し伝える会」は限られた人の場ではなく、オープンな場です。
来週の土曜日はここの森で採れた竹の子を使って、おいしいインド料理をみんなで囲みましょう〜! 鎌倉の森のお話の続きもまたさせていただきます。
            
2019年5月4日(土)  事務局長:清水 回

※この活動は、コスモカード会員の皆様からの助成をいただいて実施している事業です※

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Feb 21, 2019

国立公園伊豆諸島2018‘ 連携シンポジウム 持続可能な未来に向けての対話

国立公園伊豆諸島2018‘ 連携シンポジウム 
「伊豆諸島の自然保護とかつよう」

主催:環境省国立公園課・伊豆大島国立公園事務所
2月18日(月)ビジョンセンター浜松にて開催されました。定員50名いっぱいになり会場は熱気に包まれました。
プログラムは、二部構成で、第一部は、伊豆諸島でこれまで実施されてきた自然の保護と活用に関する概要、そして3つの事例を時間いっぱいまであつくご報告いただきました。


国立公園の概要 環境省大島公園事務所 武藤氏
事例紹介①伊豆大島ジオパーク推進委員会 臼井氏
事例紹介② 三宅島自然ガイドキュルル 菊地氏
事例紹介③ 伊豆諸島自然史研究会(八丈島)岩﨑氏
国立公園の植物 伊豆諸島植生研究グループ 上條氏

第二部は、このプレゼンテーションを受けて「伊豆諸島のサスティナビリティ」をテーマにワークショップ。地球の楽校の長谷川が担当しました。

4つの問いかけを用意し、これをキーワードにしてフリーディスカッションをして頂くという進行です。真ん中に円卓くんという丸い記録ボードを囲み、5名10グループをつくっていただいて開始。井戸端風会議の感じで進められることから、自由な対話から様々な意見が飛び出しくる方法です。時間内では収まらずみなさんなかなか話が止まらず。

尚、この記録の結果をうまくまとめて、皆さんにフィードバックできるよう、あるいは、引き続きこのような集まりが企画できないかなど、主催者ふりかえりミーティングにおいて、今後についても話しあわれています。この熱気を伊豆諸島の島々に!


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Oct 7, 2016

鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション 「だいじょうぶ?和賀江嶋!」

鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション

「だいじょうぶ?和賀江嶋!」

開催日 8月27・28日

場所  鎌倉海浜公園

主催  NPO法人ルートカルチャー

 

夏休みが終わろうとしている8月の最後の週末、鎌倉うみのカーニバルの日がやってきました。いよいよ市民のみなさんに向けて和賀江島の自然について知っていただく日が来たのです。

今回の私の目的は、
○和賀江嶋の自然の豊かさを市民の皆さんに知っていただくこと 。
○採って行くだけの行楽の場所になってしまいそうな和賀江嶋で、今何が起きているのかをお伝えすること。

三浦半島の最北端に位置する和賀江島は、皆さんが思う以上に生物の量、種類ともに多く、生物多様性を秘めたゴロタ石の磯です。「一見賽の河原のよう」(友人談、笑)なので、その豊かさが伝わらず、搾取の場となったようにも思います。鎌倉の漁業においても資源の源になる貴重な自然環境がここにあります。

そしてよく調べてみると、ここの自然は、森から湧き出し川から流れ出してくる栄誉水と沖からやってくる外洋水によって成り立っていることも解ってきました。鎌倉という地域の自然を代表する海岸なのです。

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生物の名前よりも「ヘンテコで興味深い生き物たちがこれほどいるよ」がテーマの展示です。海の子森の子クラブは、15年あまりこの自然の中で活動を行ってきました。子ども達が何かを見つけ、観察してきたものの中から、これはという生物を写真記録として残してきましたが、その一部を展示させて頂きました。

 

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行ったことがある場所ですが、改めてみるとすごい!これ観たことある! これなあに??など親子の会話が弾みます。

 

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1時間おきに出し物が変わるイベントテントにて、7月に行った和賀江島の生き物観察とその自然の成立ちについて、私と子ども達でコラボしお話しを致しました。子ども達は、自ら心を込めて完成させたパネルを手に堂々として誇らしげです。

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途中からは、会場の皆さんとパネルを手に直接お話をさせてもらいました。質問にもはっきり答えて、さすが生き物博士たち 笑

子ど達と共同で行ったプレゼンテーション、今回の2つの目標はかなえられました。こえれからも繰り返しお伝えしていきます。できればこの積み重ねで、和賀江嶋ガイドブックができるとよいと考えています。また、今年度じゅうには、大久保先生と和賀江嶋の自然をテーマにしたミニシンポを予定しています。その際はご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。

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Oct 7, 2016

キッズミュージアム「だいじょうぶ?和賀江嶋」

キッズミュージアム「だいじょうぶ?和賀江嶋」

秋に行われる「鎌倉海のカーニバル」への出展を目標に海の環境教育やりませんか。友人のNPO法人ルートカルチャー代表の瀬藤君から声をかけられたのが、6月の下旬でした。ちょうど私たちは、和賀江嶋の生き物調査を行っている最中だったので、その事を鎌倉の皆さんにプレゼンテーションをさせて頂くには渡りに船、二つ返事で快諾しました。 地域の自然の素晴らしさと大切さをより広く知っていただくためには、専門家による生物環境調査(詳しくは和賀江嶋生物調査をお読みください)だけでなく、市民調査員のような活動も必要と企画を考えていたまさにそのタイミング。但し時間がありません。急遽、会員地球の楽校HPとFacebookで募集し、子ども7名、大人4名の参加がありました。以下報告です。この活動の成果がどのよに伝えられたのかは、鎌倉海のカーニバルに載せました、そちらもご覧ください。

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和賀江島調査の基地として砂浜に特設テントを建てました。シートを敷いて器材を運べばそこは研究所に早変わり。あまひげ校長から調査計画の説明と安全について話がありました。最初はみな緊張気味ですが、一方で、これからどんな体験ができるのだろうと、期待のまなざしでいっぱいです。

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準備ができたところで生き物調査開始です。子どもばかりか大人も楽しそうですね。背後の環
境が和賀江嶋で、磯の生物は、このゴロタ石の間にたくさんいました。

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ゴロタ石は丸いので、間にすきまができます。ここには磯の生物がたくさん住んでいますが、磯よりもたくさんの隙間がある事で、周辺の磯よりもたくさんの数の海岸動物と海藻が暮らしているんです。カニや貝が多いので、それを好物とするマダコがこの磯に現れます。

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採集した磯の動物を観察。磯の生物をこれほどじっくりと観察することは今までありませんでした。初めて出会うへんてこりんな動物たちに食い入っていますね。解った事はどんどんフィールドノートにメモとして残しました。

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3つの班に分かれての生き物観察です。先ほど磯で観察した結果も整理しています。ムラサキウニ、バフンウニ。ヒライソガニ、イソガニ、クモヒトデ、ダンゴイカなどなど観察は進んでいきます。目で観るだけでなく、水中で手に載せて歩く様子を手のひらでも感じるということもやってみました。五感でも生物の理解を深めていくのでした。

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最後に3つの班それぞれで観察しまとめたものを発表してくれました。
プレゼンのポイントは、転石のどの場所に何がいたか、それはどんな行動をしたかです。
名前は図鑑で出来る範囲で調べました。でも名前よりもっと重要なのは、どこにどのようにしていたか、つまり行動についての説明です。面白かったのは、同じ環境同じ方法で調査をしたのに、表現にそれぞれ個性があったこと。絵をたくさん使って観た感じで伝える班があれば、箇条書きの文を貼り付ける班もいて、どれも楽しく興味深いプレゼンになりました。

 

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