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Feb 21, 2019

国立公園伊豆諸島2018‘ 連携シンポジウム 持続可能な未来に向けての対話

国立公園伊豆諸島2018‘ 連携シンポジウム 
「伊豆諸島の自然保護とかつよう」

主催:環境省国立公園課・伊豆大島国立公園事務所
2月18日(月)ビジョンセンター浜松にて開催されました。定員50名いっぱいになり会場は熱気に包まれました。
プログラムは、二部構成で、第一部は、伊豆諸島でこれまで実施されてきた自然の保護と活用に関する概要、そして3つの事例を時間いっぱいまであつくご報告いただきました。


国立公園の概要 環境省大島公園事務所 武藤氏
事例紹介①伊豆大島ジオパーク推進委員会 臼井氏
事例紹介② 三宅島自然ガイドキュルル 菊地氏
事例紹介③ 伊豆諸島自然史研究会(八丈島)岩﨑氏
国立公園の植物 伊豆諸島植生研究グループ 上條氏

第二部は、このプレゼンテーションを受けて「伊豆諸島のサスティナビリティ」をテーマにワークショップ。地球の楽校の長谷川が担当しました。

4つの問いかけを用意し、これをキーワードにしてフリーディスカッションをして頂くという進行です。真ん中に円卓くんという丸い記録ボードを囲み、5名10グループをつくっていただいて開始。井戸端風会議の感じで進められることから、自由な対話から様々な意見が飛び出しくる方法です。時間内では収まらずみなさんなかなか話が止まらず。

尚、この記録の結果をうまくまとめて、皆さんにフィードバックできるよう、あるいは、引き続きこのような集まりが企画できないかなど、主催者ふりかえりミーティングにおいて、今後についても話しあわれています。この熱気を伊豆諸島の島々に!


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Feb 21, 2019

よこはま子ども環境会議ポスターブースづくり

よこはま子ども環境会議ポスターブースづくり希望者募集を行いました。参加希望者は、わかば1名(年長さん)、ひろば2名、くらぶ3名、卒業生(中学生)2名です。 今回のテーマは「森・川・海のつながり」です。一昨年のテーマでもありましたが、今回は、私たち地球の楽校が行っている環境への取り組みに、海森のメンバーらしい研究と発表で参加してもらうという企画です。 早速、構想を練るために、海森の森の活動と関わりのある極楽寺川流域を調べてきました。流域とはどんなものなのかイメージをつかんでもらうため、普段活動していないところも含めて4回、川を海岸から水源の森までを観察しながら歩きました。


午前中のフィールドワークで得たものを元に午後は、生物なら調べ、川全体の情報地図作りをします。またこれをどのように使ってプレゼンテーションするのかなどを話し合います。


   
川の中流にわずかに田んぼが残っています。そこをよく見ると 湧き水が。どこから来るのかとみんなで観察してみました。 昔使われていた、絞り水を集めて引き込む水路の後を見つけました。


発表当日まであと一か月とちょっと、どこまで深められるか楽しみですね。 このボランティアワークショップは、自分たちのフィールド紹介を自分の意思で行っています。 やっていることは、観察の結果、気付いたこと、疑問に思ったことを仮説を立ててさらに探究し、ディスカッションも含めて最後は人に知らせるまでまとめあがるという過程を経験することです。 ですので、最後の仕上がりはあまり問題にはしません。もちろん伝えるための工夫は大事なので工夫しますが、その子なりに探究され、発信された結果であれば、その経験こそを大事にしたいというプログラムなのです。

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Jan 31, 2019

鎌倉のシンボル「照葉樹の森」復活プロジェクト

ここは極楽寺馬場が谷の森です。およそ800年前、鎌倉幕府の都市づくりが始まる前の平安時代、鎌倉の森は冬も葉を落とすことのない照葉樹の森がうっそうと広がっていたと考えられます。今や僅かに残されたこの森が、最近、竹林の拡大によって大ピンチになっています。大ピンチはさらに地球環境のピンチにも繋がっていることがわかってきました。

エピソード1
照葉樹林というのは、中国南部雲南省あたりから台湾を経て日本の暖流洗う海岸地域に伸びる常緑の森の事です。日本では、温かな海とかかわりの深い森です。そしてこの冬でも葉が枯れない生態ゆえに、熱帯雨林に次いで多くの二酸化炭素を取り込むことができる森なのです。ということは、それに見合う量のフレッシュな酸素を提供してくれる森でもあるわけですね。

エピソード2
それだけではありません。森の土壌には豊かな栄養素とミネラルがたくわえられて、それが地下水から川を経由して海にもたらされるのですが、海の森、つまりたくさんの植物プランクトンは、これを受け取り爆発的に増えて、待ち望んでいる魚などの海の動物たちを育てています。

エピソード3
植物プランクトンの役割でさらに偉大な働きがわかってきました。それは陸の草木と比べても勝るとも劣らない量の二酸化炭素を取り込むというものです。温暖化原因を緩和するという意味からも、健康で豊かな森とその土壌の役割はさらに大きな意味を持つことになりました。

平成が始まったころまでの鎌倉や三浦半島では、この照葉樹林は普通の海岸風景でした。都市化の影響と外から侵入してくる外来植物によって、地域の主役は奪われてしまっています。極楽寺の照葉樹の森では、人の手が行き届かなくなったことで暴走する竹林の繁殖が起きていて、照葉樹林が消滅し続ける矢面にたっています。

この裏山は、鎌倉の歴史的景観保全林という由緒正しい指定がなされている森です。ところがその名にそぐわない事態が起こっていること、かねてより気になっていました。鎌倉の他の地域でも同じ問題があり、竹林を根絶やしに!とみなさんおっしゃる事態にまで発展しています。

エピソード4
農作業には欠かせない里山の典型の一つである竹林、その持ち主が不在になり放置され、だれも面倒をみなくなり、竹林は巨大アメーバ―のように増殖、森をめがけて繁殖中なのです。このままでは、鎌倉らしさを支えるこの森の全てが竹林に制圧されてしまいます。ということで地元有志が重い腰をあげました。
竹林は人がその有用性を大いにかって植え活用してきた日本の歴史文化の一員。この事態は、人の暮らしの質が大きく変化したためその結果起きたことです、かつての暮らしのパートナーである竹林とは、できれば仲良くしたいもの。

 

竹林の間伐で汗を流し竹で遊ぼう、できれば竹と暮らせないか(かつての日本にはそのような暮らしがあった)という主旨で活動を始めています。竹利用の知恵を再生し、楽しみ、生活の糧とはならないかと考えもそもそと行動を始めた次第。

この活動は、エネルギー消費やプラスティック消費とも絡んで大事なものだという事がわかっています。みなさま、竹の遊びやクラフトを楽しみながらの竹林間伐プロジェクトにぜひお出かけください。

「鎌倉の森を残し伝える会」事務局
/(一社)地球の楽校 長谷川孝一

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活動のあらまし

竹林の間伐作業と合せ、こんなことをしてみたいと計画中!
さまさまなアイデアが皆さんから持ち込まれています。竹林は使うことにより共存できる植物です。それができれば森も復活することでしょう。

☆彡竹林の間伐に参加いただき、こんな遊びを一緒にしましょう
冬:間伐材のストック。クラフト加工に適しているのは、竹が冬眠するこの時期の材が最高です。竹ドームも面白そうです。

春:ご存知の竹の子のシーズン。タケノコ採集をしながら竹林を管理する。

夏:切り出した竹を割り、そうめん流し。夏休みは竹馬・水鉄砲・筏づくりなど。

秋:乾燥した竹を加工して食器やランプシェイドなどのクラフトづくり。竹駕籠やザルなど上級編も皆さんのやる気次第。

この他、尾根にそびえるタブの木をマザーツリーに、森のブランコやターザーン遊びも企画中、面白く遊びながら、竹林、照葉樹の森と私たちの暮らし、について考える活動とします。
 
実施日は、当面、メンバー登録した参加者との日程調整で決めます。天候により調整あり。

全体の安全管理は、主催者として行いますが、ご家族の範囲でもできることをお願いしています。事前に必要な注意アドバイスをさせていただきます。

お問い合わせ申し込みは、メールか電話でお願いします!

「鎌倉の森を残し伝える会」事務局
/(一社)地球の楽校

chiqnogakukou@gmail.com

地球の楽校事務局 0467-24-3913
長谷川携帯 090-1616-6162

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Feb 12, 2018

鎌倉市「和賀江嶋」観光・教育プロジェクト

和賀江島海岸の観光と調査への活用

市民及び研究者による調査を実施し
生物・環境及び歴史に関する観光・教育システムの確立を目指して

相模湾は明治時代、日本の海洋生物研究の発信地であった。この系譜は東大三崎臨海実験に引き継がれて以来今日に至る。また同じ三浦半島には、横須賀自然史博物館と観音崎博物館、そして葉山しおさい博物館の3つの地域博物館が現存し、小田原の生命の星・地球博物館、真鶴の遠藤貝類博物館とともに、海産生物の自然史を普及啓蒙してきた。

私は、横須賀自然史博物館の生物相調査員として久しく在籍し、三浦半島の生物相探査を経験したことから、その生物相のおおよそを把握する者のひとりである。しかし灯台下暗しで、地元逗子・鎌倉・江ノ島の海岸生物についてあまり注意を向けることなく今日まで来てしまった。およそ我が庭のように自然観察会など学びの場を牧歌的に主催してきたのだが、以下資料にあるとおり、近年、この磯の生物環境のかく乱が起きており、史蹟そのものの理解と保存、その自然の有りかたが大きく変わるのではないかと危惧するようになったことから、この存在価値を考えるようになった。

改めて生物の分布を詳しく観察すると、陸水による栄養の供給と海岸生物の関係を観察するにつけ、見事な適応分布を示す磯浜であることを再認識するにいたった。そこで、この事実を広く伝える市民活動を昨年開始したが、地域の貴重な自然資産として残すためには、科学的信頼性を獲得する必要があるところから、研究者との連携を深め自然観察という市民活動とも共同して、さらに精度を上げようと以下に述べる調査を始め、さらなる計画を建てている。


和賀江嶋和賀江嶋(和賀江湊)の江戸期を想定した復元図/国土交通省

 

昨年度までの簡易調査
①2006年~2008年の潮間帯のスノーケリングによる潜水調査において76種の魚類を観察した。その後の活動によって新たに確認された魚種は、10種以上にのぼり、材木座海岸の地引網、漂着する幼魚、滑川河口汽水域で採取したものを合わせると100種に迫る。

②昨年、調査会社による和賀江嶋周辺部海底の潜水調査をおこなったが、合わせて同定可能な漂着海藻を合わせて調べたところ、合計で67種を確認しリスト化した。

③無脊椎動物に関しては、調査継続中である。貝類を研究している地元アマチアグループは、これまでの調査から微障害を含む貝類についてレポートを作成している。また個人の愛好家も多数採集を行っており、これらの方々からのご協力と連携を頂きながらデータのまとめを行っている。これら生物のリストは、県立生命の星地球博物館と共同(海洋生物REDデータ化も実施中)して、国立科学博物館の生物リストに登録を行う。

④和賀江嶋の海岸生物相には、干潟や汽水域に特徴的な生物種が存在している。後背地から流れ下る湧水や滑川からの沿岸水が澪の存在とともに栄養水の供給により現れたものと考えられる。

⑤世界遺産登録に向けて準備に使われた文献の整理並びに、新たな文献を渉猟すべく神奈川県立金沢文庫、鎌倉市歴史文化交流館と連携して調査を実施する。責任者は、世界遺産宗像遺産群委員の清野聡子(九州大学)、押田佳子(日本大学)は、観光資源、文献調査の観点から監修する。

和賀江嶋 春の大潮時の景観 かつて港を形成していた伊豆石が生物のサンンクチュアリとなり、自然観察の貴重な場所となってきたが、近年、このような乱獲にあって生物が減少している

鎌倉期後期に成立した代表的な文献は、「吾妻鏡」であるが、これを保管する資料となるのが、当時の鎌倉のありのままを伝える「海道記」である。以下、「海道記」の解説。※クリックして開いてください。

海道記

和賀江嶋における海岸環境と海岸生物相は、この磯の賽の河原のような一見した印象とは裏腹に見事な海岸生物環境を保存し、汚染水などのかく乱も無く存在している様は、日本でもトップクラスの活動人口を抱える地方都市の海岸としては貴重である。これが損なわれる前にその存在を観光や地域教育へ活かし保存すべきかと考える。

幸いにして、海岸生態工学研究者である九州大学清野准教授の調査支援が頂けることになった。また、東京大学新領域研究大学院の学生による演習地として、今年度から滑川流域が選定され、地球の楽校が地域サイドのコーディネータとなた。最終的には、滑川流域と由比ヶ浜・材木座両海岸との水質(栄養)循環の動態について(一般にいわゆる流域生態系を明らかにする本格的な研究手法は確立途上にあり、現在、私達グループ内に専門の研究者がいないことから、これを示唆できる程度までと考える)考察できるまで行う、という目標を立てている。淡水の流入と海中のおける移動の様子を明らかにし、和賀江嶋の生物多様性との関係を信頼のおけるデータにより裏付けることにより、材木座海岸と後背地からの湧水との一体性が説明できる。

このような仕事は、本来地域博物館の仕事であるが、鎌倉市にはそのような組織が無いことから、まずは地球の楽校において調査チームを編成し、博物館や地元行政とも連絡をしこの計画を進めたい。

この計画の成果目標

①海岸生物目録の作成。
②淡水(栄養物)動態の把握。
③和賀江嶋とその周辺の栄養循環の想定図の作成。
④同時に国の史跡指定を受けていることから、文献による調査を行い、和賀江
嶋の実態を研究する。
⑤これらを鎌倉森と海の自然ガイドブックとして編集し配布物を作成する。
⑥調査活動を模擬的に体験できる市民向け体験プログラムを開発する。
⑥観光ガイドプログラムとしては、新たな鎌倉像を提示する。
⑦県・市の担当部署と連携し、目録とガイドブックを活用した地域の観光への
貢献を行うと共に、海岸環境の保全にも寄与する。

以上は、これまでの仕事とこれからの目標を記した。

一般社団法人地球の楽校 代表理事 長谷川孝一

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Feb 12, 2018

2018年度 流域環境デザインスタジオ報告

「学融合・地域連携型の流域リテラシー授業開発プログラム」

流域の自然・社会・歴史を鎌倉地域を対象として横断的に調査・研究する実習を実施ました。河川財団助成による流域リテラシープログラムとも連動しています。
対象は、東京大学大学院理工学系学生の授業。旧鎌倉地域に血流のように流れる滑川流域をフィールドに、地域住民、町内会、学校、行政など様々なステークホルダーの皆さんの協力を得、多彩なテーマにチャレンジしました。

グループごとに地域に見え隠れする課題を見つけて、グループの研究テーマとし、事前研究と現地の調査を組み合わせて、課題解決に挑むという流れになります。
地球の楽校は、地域サイドのコーディネータ、授業コメンテータとして参加しています。今年度は、生徒の約半数が海外留学生ということもあり、地域はもとより日本社会への新鮮な眼差しが向けられ、これを再考するという機会に恵まれました。最後は、お世話になった地元の皆さまに研究のご報告とブラシュアップをおこないました。

実施詳細は以下のパンフをくりックしご覧ください

流域スタジオパンフ2018版

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Oct 7, 2016

大学サポート事業  「東京大学大学院滑川流域研究演習」 始まる

大学サポート事業
「東京大学大学院滑川流域研究演習」始まる

次年度より旧鎌倉市内に広がる滑川流域が、東京大学大学院新領域創成科学研究科の演習フィールドに選ばれました。社会学、教育学、地質学他の研究指導教員が工学部系院生を対象に、次の目標を掲げて運営される教育デザインプロジェクトです。

「気候変動や災害リスクに対して地域社会の社会的・生態学的弾力性をどのように高めることができるのか。この問いに実践的に答えるために、歴史的に多様かつ複雑に連関しながら組み上がっている人―社会―自然システムを読み解く力と、その読み解きを支え、具体的に策を練るための技術を身につける」

地球の楽校は、地域紹介とディスカッションに参加、演習時のコーディネート、演習サポートを行います。先日はこれに先立ちプレ授業が行われました。鎌倉で積み上げてきました経験や知識が、このような形で活かされることはうれしい限り、来年の本格稼働が楽しみです。 プレ授業の教授は、このプロジェクトの主任教員徳永朋祥先生(東京大学大学院新領域創成科学研究科 環境システム学専攻)です。

実習日は、9月20・21日。内容は次の通りでした。(協力:鎌倉市導水路管理課) ①滑川のこれまでの洪水の実態の解明、その評価方法を検討する。それらに基づく洪水対策のあり方について提案を行う。

②実際に鎌倉を訪問し、河川形状(河川縦断形状)がどのようになっているかを計測し、鎌倉地域の発達の経緯との関連を考察することを通し、地域の適切な開発や保全についても検討を行う。 学生の皆さんは工学部ですが、所属する専攻科はそれぞれで、しかもこの川の実習に関係することのない研究ばかりです。その中には中国とタイからの留学生がそれぞれ一人参加、しかし皆同年代なので国の違いによる壁はあまりないようで、つかの間のクラスメイトですが、とても和気あいあいとやっています。お国に代えればキャリア組の学生たちです。それだけに、力添えをさせてもらいたいと真剣に思うわけです。

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Oct 7, 2016

鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション 「だいじょうぶ?和賀江嶋!」

鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション

「だいじょうぶ?和賀江嶋!」

開催日 8月27・28日

場所  鎌倉海浜公園

主催  NPO法人ルートカルチャー

 

夏休みが終わろうとしている8月の最後の週末、鎌倉うみのカーニバルの日がやってきました。いよいよ市民のみなさんに向けて和賀江島の自然について知っていただく日が来たのです。

今回の私の目的は、
○和賀江嶋の自然の豊かさを市民の皆さんに知っていただくこと 。
○採って行くだけの行楽の場所になってしまいそうな和賀江嶋で、今何が起きているのかをお伝えすること。

三浦半島の最北端に位置する和賀江島は、皆さんが思う以上に生物の量、種類ともに多く、生物多様性を秘めたゴロタ石の磯です。「一見賽の河原のよう」(友人談、笑)なので、その豊かさが伝わらず、搾取の場となったようにも思います。鎌倉の漁業においても資源の源になる貴重な自然環境がここにあります。

そしてよく調べてみると、ここの自然は、森から湧き出し川から流れ出してくる栄誉水と沖からやってくる外洋水によって成り立っていることも解ってきました。鎌倉という地域の自然を代表する海岸なのです。

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生物の名前よりも「ヘンテコで興味深い生き物たちがこれほどいるよ」がテーマの展示です。海の子森の子クラブは、15年あまりこの自然の中で活動を行ってきました。子ども達が何かを見つけ、観察してきたものの中から、これはという生物を写真記録として残してきましたが、その一部を展示させて頂きました。

 

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行ったことがある場所ですが、改めてみるとすごい!これ観たことある! これなあに??など親子の会話が弾みます。

 

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1時間おきに出し物が変わるイベントテントにて、7月に行った和賀江島の生き物観察とその自然の成立ちについて、私と子ども達でコラボしお話しを致しました。子ども達は、自ら心を込めて完成させたパネルを手に堂々として誇らしげです。

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途中からは、会場の皆さんとパネルを手に直接お話をさせてもらいました。質問にもはっきり答えて、さすが生き物博士たち 笑

子ど達と共同で行ったプレゼンテーション、今回の2つの目標はかなえられました。こえれからも繰り返しお伝えしていきます。できればこの積み重ねで、和賀江嶋ガイドブックができるとよいと考えています。また、今年度じゅうには、大久保先生と和賀江嶋の自然をテーマにしたミニシンポを予定しています。その際はご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。

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Oct 7, 2016

キッズミュージアム「だいじょうぶ?和賀江嶋」

キッズミュージアム「だいじょうぶ?和賀江嶋」

秋に行われる「鎌倉海のカーニバル」への出展を目標に海の環境教育やりませんか。友人のNPO法人ルートカルチャー代表の瀬藤君から声をかけられたのが、6月の下旬でした。ちょうど私たちは、和賀江嶋の生き物調査を行っている最中だったので、その事を鎌倉の皆さんにプレゼンテーションをさせて頂くには渡りに船、二つ返事で快諾しました。 地域の自然の素晴らしさと大切さをより広く知っていただくためには、専門家による生物環境調査(詳しくは和賀江嶋生物調査をお読みください)だけでなく、市民調査員のような活動も必要と企画を考えていたまさにそのタイミング。但し時間がありません。急遽、会員地球の楽校HPとFacebookで募集し、子ども7名、大人4名の参加がありました。以下報告です。この活動の成果がどのよに伝えられたのかは、鎌倉海のカーニバルに載せました、そちらもご覧ください。

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和賀江島調査の基地として砂浜に特設テントを建てました。シートを敷いて器材を運べばそこは研究所に早変わり。あまひげ校長から調査計画の説明と安全について話がありました。最初はみな緊張気味ですが、一方で、これからどんな体験ができるのだろうと、期待のまなざしでいっぱいです。

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準備ができたところで生き物調査開始です。子どもばかりか大人も楽しそうですね。背後の環
境が和賀江嶋で、磯の生物は、このゴロタ石の間にたくさんいました。

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ゴロタ石は丸いので、間にすきまができます。ここには磯の生物がたくさん住んでいますが、磯よりもたくさんの隙間がある事で、周辺の磯よりもたくさんの数の海岸動物と海藻が暮らしているんです。カニや貝が多いので、それを好物とするマダコがこの磯に現れます。

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採集した磯の動物を観察。磯の生物をこれほどじっくりと観察することは今までありませんでした。初めて出会うへんてこりんな動物たちに食い入っていますね。解った事はどんどんフィールドノートにメモとして残しました。

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3つの班に分かれての生き物観察です。先ほど磯で観察した結果も整理しています。ムラサキウニ、バフンウニ。ヒライソガニ、イソガニ、クモヒトデ、ダンゴイカなどなど観察は進んでいきます。目で観るだけでなく、水中で手に載せて歩く様子を手のひらでも感じるということもやってみました。五感でも生物の理解を深めていくのでした。

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最後に3つの班それぞれで観察しまとめたものを発表してくれました。
プレゼンのポイントは、転石のどの場所に何がいたか、それはどんな行動をしたかです。
名前は図鑑で出来る範囲で調べました。でも名前よりもっと重要なのは、どこにどのようにしていたか、つまり行動についての説明です。面白かったのは、同じ環境同じ方法で調査をしたのに、表現にそれぞれ個性があったこと。絵をたくさん使って観た感じで伝える班があれば、箇条書きの文を貼り付ける班もいて、どれも楽しく興味深いプレゼンになりました。

 

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