Mar 9, 2018

2018年度、海の子森の子クラブ説明会・保護者報告会を実施致しました

2018年度、海の子森の子クラブ説明会・保護者報告会を実施致しました。今回、保護者のみなさんとお話しできたことを、簡単ですがご報告させて頂きます。

〇保護者報告会プログラム〇

1.ご挨拶・本日のスタッフさん紹介

2.今年の海森、子ども達の成長をふりかえる
冬シーズンの活動記録を元にして、子ども達の成長のようすを写真でふりかえりながらお話させて頂きました。

3. 1年間の子どもの成長をふりかえろう!
保護者も海森体験アクティビティ「体でジャンケン」に参加してもらい海森の活動を疑似体験していただいた後、「一年間の子どもの成長を話そう」という時間を設けました。「成長したこと」「成長中」「変えてほしいこと」に分けてご意見を頂き、皆さんと共有しました。
  
  
成長のようすについて「成長している」「ただいま成長中」「変えてほしいところ」
の3つを質問しました。子育て奮闘中のようすが伝わってきました。

4.心理学からみた子どもの成長/海森クラブの活動の方針
「ムーミンの国」試験問題という話題から、観えてくる私達日本人の姿から日本の教育の課題までをたどり、最後に心理学者マズローの「人の欲求と成長5段階」を足掛かりに海森の活動の考えを改めてお伝えしました。

5.「子育てはシンプル!」
今村千絵さん(カウンセリングルームそらいろ)のお話をしていただき、海森とのコラボ教室「子育てはシンプル!」の案内をいたしました。

〇全体をふりかえって

海森クラブ活動の課題の一つは、子ども達が、心を許せるごく限られた友達関係しか作らない集りになってしまうということです。この傾向は、今の子どもにとってごく日常的な風景ですね。その裏に観えかくれするのは成長と経験のアンバランスが生み出す対人不信や恐怖に似た心理です。

他人の事が良くわからない、自分の事をどのように表し受け入れてもらえばいいのか、これも不安。であればさしさわりのない状況の中でじっとしていよう。みんなと一緒で目立たなくしていれば、特別な目で見られることもなく、それの方が楽ちんだし。こんな心情ではないですか。

そんな自分を素直に出せないで毎日を送っている子ども達にとって、海森クラブの活動は、子ども本来の成長に応じた欲求が十分に発揮され満たされる場です。このような場で成長している子は、世の中への興味関心が強く、その分だけ夢や希望を持った子ですから、そのためにどんな努力をしたらよいのかを自ずと考え行動に移す子になります。

子どもたちが「自ら創造し展開させる活動」は、そういったことを繰り返しながら、自らの考えや友人とのやり取りをより価値の高いものに高めていいきます。それが成人するまで延々と続けられるのですが、これは子ども本来の姿にほかなりません。

発達心理学や脳科学からも説明されているように、カギとなるのは、その子が、充足感を持ち心からそれをやりたいと思っているか、チャレンジしようとしているかです。学校、塾、習い事、スポーツすべての事においてそれは共通しているのだと、皆さん、これを機に記憶しておいてくださいね。

私達海森クラブのリーダーは、このような場創りをし、それが叶えられるよう成長支援(活動の計画準備と指導)をしています。私達が考える海森クラブのめざすゴールは・・・

その人それぞれが、持てる力を十分に発揮し、自身がこころから幸せだと感じられる時間を持ちながら大人へと成長できる人、を育てること。

この半世紀、親子を取り巻く教育環境は、さまざまに変わって行くのを私自身も体験してきましたが、それで知ることができたことは、子どもの「成長への欲求」、そして発達段階に応じた経験という「栄養素」を得ながらバランスよく成長を続けるという姿は人間本来のもので、世の中の価値観の変化とは全く別の、変わることのないものだということです。

今年度から始まる海森コラボ教室「子育てはシンプル!」講師のカウンセラー今村千絵さんのお話にもありましたが、子育ては、ただそのようにシンプルなのです。子育てが難しい状況に追い込まれるのは、たったこれだけの事に気づく機会がなくて、親子で迷い道に入り込んでいるというのがその実情だと思っています。

4月よりまた新たな海森の活動が始ります。今年一年がさらに、お子さんの良き成長の年になるよう、皆様からいただいたご意見も合わせて活動として参ります。

一般社団法人地球の楽校
海の子森の子クラブ校長 長谷川孝一
海森クラブリーダー一同

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