鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション 「だいじょうぶ?和賀江嶋!」
鎌倉うみのカーニバル 展示とプレゼンテーション
「だいじょうぶ?和賀江嶋!」
開催日 8月27・28日
場所 鎌倉海浜公園
主催 NPO法人ルートカルチャー
夏休みが終わろうとしている8月の最後の週末、鎌倉うみのカーニバルの日がやってきました。いよいよ市民のみなさんに向けて和賀江島の自然について知っていただく日が来たのです。
今回の私の目的は、
○和賀江嶋の自然の豊かさを市民の皆さんに知っていただくこと 。
○採って行くだけの行楽の場所になってしまいそうな和賀江嶋で、今何が起きているのかをお伝えすること。
三浦半島の最北端に位置する和賀江島は、皆さんが思う以上に生物の量、種類ともに多く、生物多様性を秘めたゴロタ石の磯です。「一見賽の河原のよう」(友人談、笑)なので、その豊かさが伝わらず、搾取の場となったようにも思います。鎌倉の漁業においても資源の源になる貴重な自然環境がここにあります。
そしてよく調べてみると、ここの自然は、森から湧き出し川から流れ出してくる栄誉水と沖からやってくる外洋水によって成り立っていることも解ってきました。鎌倉という地域の自然を代表する海岸なのです。

生物の名前よりも「ヘンテコで興味深い生き物たちがこれほどいるよ」がテーマの展示です。海の子森の子クラブは、15年あまりこの自然の中で活動を行ってきました。子ども達が何かを見つけ、観察してきたものの中から、これはという生物を写真記録として残してきましたが、その一部を展示させて頂きました。
1時間おきに出し物が変わるイベントテントにて、7月に行った和賀江島の生き物観察とその自然の成立ちについて、私と子ども達でコラボしお話しを致しました。子ども達は、自ら心を込めて完成させたパネルを手に堂々として誇らしげです。
子ど達と共同で行ったプレゼンテーション、今回の2つの目標はかなえられました。こえれからも繰り返しお伝えしていきます。できればこの積み重ねで、和賀江嶋ガイドブックができるとよいと考えています。また、今年度じゅうには、大久保先生と和賀江嶋の自然をテーマにしたミニシンポを予定しています。その際はご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。